HOME > 森峰日記 2008年8月

2008-08-26
2008-08-26(火)

「でもキタナイものもキレイに歌って欲しいです」
とアンケートに書いてくだすった方がいて、
なんだかスーッと風が吹いた感じがしたのです。
アンケートってとても面倒な代物で、
なおかつ我々アンコールアワーズを聴きに
来たわけではない方にとっては手渡されても
困りものだと思うのです。
だからありがとうございます。
もちろん、いつも書いてくださるみんなもね。
キタナイものなんて、この世界にないよ、
なぁんて下種にあつらえた言葉を言うつもりはないけども、
でも、あとちょっと、あとちょっとだけ、キレイなこと歌わせてもらいたいなぁ。
そういうのって、きっと分かってくれるでしょ。
今夜は中学生の時に音楽の授業で習ったシューベルトの 「魔王」の夜みたいに
おっかない空模様です。
2008-08-25
2008-08-25(月)
サイケデリックハートブラボーズ企画の 「青春と修羅 vol.3」 で歌ってきた。素敵な夜でした。
いちいち書いてくと、また長くなりそうだし、今日、俺は発熱してるから箇条書きで。
・ アンコはギュッと心の締まったライヴ。
他の人がなんと言おうと、俺はああいうライヴが
好きなのだ。
・ ブラボーズはやっぱり最高だ。大好きだ。
・ 十三で携帯電話をなくした。
・ 仙台の 「ねぎしナイト」野木ちゃんから
ファンダンゴに電話があった。
・ 携帯を拾ってくれた人が、なぜか仙台の
野木ちゃんに電話してた。あと東京の弟にも。
・ 世界一のクールガイ こと ファンダンゴのトヨさんが警察署までの地図を書いてくれた。
・ 警察署に携帯を取りに行った。
・ 署内のテレビでは、オリンピック閉会式でジミー・ペイジがゴキゲンに弾いていた。
・ 若い警察官の机には、読みかけの 森村誠一「人間の証明」 があった。
・ その警察官がまったく漢字を書けなかった。俺の名前の 「峰」 と 「秀」。
・ 「ルパンに出てくる峰不二子の “峰” です。」 と言っても無駄だった。
・ 打ち上げでは、イヌガヨVo.じゃっく氏と恋人論に花を咲かせた。
・ それからブラボーズの小田切くんの好きな作家を教えてもらった。
で、家に帰る電車で急激に発熱。
というわけで今日は仕事休んで一日中ベッドの中で震えていたわけだ。
2008-08-22
2008-08-22(木)
今朝、二人掛けのシートに座ってたら、可愛らしい人が隣に座って、「今日はなかなかイイ始まりやなぁ」 と思ってた。
けど 数分後、その人が何を思ったか、メチャンコ臭いオナラをしてしまって、
俺はできることなら、“誰にも言いませんよカード” をそっと差し出すか、
もしくは 「ベイビー、とっても臭いけど便秘なの?」 とか言いたかったけど、
非常に残念ながら、俺はオダギリジョーではないし、
軽口が叩けるほどの度胸と根性もないので
“深い眠りに入っていてオナラの匂いなんて全然気付いてないんですけど” 的な
無様なタヌキ寝入りという手段をとりました。
残念です。修行が必要です。
2008-08-17
2008-08-17(日)
今日は俺の愛猫・スー子の一周忌。
俺のことをあんなにも愛してくれた生き物は他におりません。
あの子の頭の中の8割は俺のことでいっぱいで、残りの2割はエサのこと。
めちゃくちゃ美人で、可愛い声で、優しくてとても小さな生き物。
俺の愛しい愛しい娘です。

スー子は俺に頼りきっていて、でも本当は頼りきっていたのは俺の方だったのだ。
スー子はこの世からいなくなってしまって、俺は無様に残されてしまった。
あれから一年が経ちました。
昼過ぎに起きてコウヘイと一緒に墓参り。
先日のライヴでお客さんから 「スー子ちゃんの命日に。」 と
頂いたモンプチをお墓にお供え。
くださったあなたに本当にありがとう。
その時はうまくお礼が言えなかったけれど、俺は失禁しそうなほど
嬉しかったのです。
きっとスー子も 「ウマっ!!」 と言いながら食べたはず。
で、今夜の夜空はすっかり晴れ渡って夜風が涼しいです。
まん丸の月がベランダに濃い影を作っていて、
見渡す田んぼからコオロギの羽音が聴こえてます。
この静かな夜に、俺は誰かの幸せを祈ってあげたいです。
大きなお世話だけども。
2008-08-16
2008-08-16(土)
昼過ぎ。
お茶とケーキを楽しむ乙女っ子でいっぱいのラブリーな雰囲気の店で
「知ったこっちゃねぇよ。」 と昼間っからチョリソーとビールに舌鼓。
昼間に飲むビールはどうして “俺やり遂げたぜ。” 的な心地よい充足感が
得られるのでしょか。
で、京都駅から近鉄に乗る。
車窓からの素敵な景色にうっとりしながら、ちょっとした旅気分を味わったりして、奈良経由で大阪某所の奇妙礼太郎くんの家へ。
パーティーがあるよ、とのお誘いを受けて。
なんのパーティーだったのか最後まで分からなかったけども。
で、奇妙邸の屋上で飲み直し。
夜風に吹かれながら、いろんな人といろんな話して、
それから夜風に吹かれながら、今夜俺の願いが一つ叶いました。
そしてアンコ邸へ帰宅。
コウヘイがチェック柄のシャツとチェック柄の短パン姿の、
粋なコーディネートを披露してくれました。
今夜の彼は不気味なほどに雄弁で上機嫌で、
そんな彼の話をつまみに再び飲み直し。
お互いの高校時代の卒業アルバムとか引っ張り出して
結局朝まで飲んでしもうた。
グダグダの一日のように見せかけて、
今日は素敵な一日だったのだ。
いろんな人と心が繋がる幸せ。
2008-08-14
2008-08-14(木) *Fishmans 「チャンス」

どうしたってアスリートには音楽人は敵わないわけで
あからさまに勝利と敗北のある世界でテッペンに登った人の涙は
どうしてあんなに直接的に胸に突き刺さるんだろうね?
けれども、喜びの表現って、あれも才能が必要なんだなぁ、と
テレビ見ながら思いました。
表情も言葉も美味く使って表現できる人もおれば、
もっと上手に出来たらいいだろうに、と思う人もいるもんね。
俺はやっぱり上手な人と一緒にいたいなぁ、と夢見るわけです。
ケーキをとっても美味しそうに食べて満面の笑みを見せてくれるとか、
一生懸命になって誰かの悪口を大袈裟な身振りで喋ってくれるとか、
そういうのが欲しい。
2008-08-11
2008-08-11(月)

ニコルズ大ちゃんが初めてウチに泊まった時、
彼が朝起きて、窓の外の田んぼを眺めて
「あぁ、散歩してぇなぁ。散歩行ってこよ。」
と言った。俺も大ちゃんと散歩でもして色々喋ってみたくて、
でも一応遠慮する心もあったので、「一人で行く?」 と聞いたわけだ。
そしたら、
「うん、一人で行く。」
と彼は言って燦々と太陽の降り注ぐ中、散歩に出掛けていって、
そん時俺はますます大ちゃんのことを好きになったのを鮮明に
憶えてんだ。
その言葉には、「一人じゃないと困るのだ」 というような響きがあって、
俺はたとえどんなに大切な仲間とどんなに楽しく過していても、
やっぱりちょっとの時間でもいいから一人になりたいと思ってしまうわけで、
大ちゃんにもそういうところがあるのかもしれん、と変に共感したわけなのだ。
おとといの夜、夜遅くまで大ちゃんと飲んで、そのあと俺は夜の散歩に出掛け、
一人の時間を満喫。ウチの前の電線を寝ぐらにしている二羽のカラスがいて、
暗闇の中で寄り添ってる二羽の黒い塊を見ると、なんだかすごく安心するのだ。
で、朝が来て、快晴の空の下、いつものように大ちゃんは散歩に出掛け、
いつものようになんだか照れくさいような顔をして帰ってきた。
進め、太陽の子ども。陽の降り注ぐ中、どこまでも。
2008-08-10
2008-08-10(日)
炎天下の中、四条へ映画を観に行った。
映画の内容を簡潔に説明すると、
麻生久美子の花嫁姿がめちゃんこ綺麗、という映画。
で、陽が傾く前からビールなんか飲んじゃって、
美味い飯とか食べちゃって、いい気分。
ホントに久々に休日らしい休日だ。
たまにはこういう日があってもいいじゃないか。
鴨川には涼しい風が吹いてた。
月は少しオレンジだった。
誰かが 「夜の雲はエエなぁ。」 と言ってたけど、
ホントでした。なんだかのびのびしてやがる。
2008-08-09
2008-08-09(土)
昼頃、大ちゃんから電話があって、もう京都駅に到着したとのこと。
京都でどこかオススメのお寺はないか、とのことで銀閣寺を勧める。
岡本太郎は初めて銀閣寺に行ったとき、
あの庭にあるスクッと空に突き出した円錐形の砂山を目にして
「ベラボウだっ!」
と叫んで一時間も二時間も眺めてたんだって。
大ちゃんは砂山を見て、いったい何を感じてくれたのでしょか。
で、夕方。短い観光を終えた大ちゃんとともに、迎えに来てくださった村田さんの車で SOLE CAFE へ。(コウヘイは遅刻・・・)
で、リハして美味しいパスタを頂いて、あれよあれよと言う間に「夜の子供1」 スタート。
大ちゃんの弾き語り、とっても良かった。
世の中、愛を歌うミュージシャンは数知れずいるけれど、彼の歌う愛は他とはパワーが違うね。
我々をはじめ、多くの歌うたいが歌う愛ってのは、どこか内省的で神経質で不安定な愛。
けれども彼の歌う愛ってのは、真っ直ぐで疑いがなくて、そして満足している愛。
眩しくて強くて、俺は大好きだ。
で、俺たちアンコは出し切れたこと、出し切れなかったこと、入り混ぜなライヴだったけれども、精一杯歌えたから今夜はそれでいい、としよう。
いつも来てくれる人、遠くから来てくれた人も、本当にありがとう。
SOLE CAFE、素敵なトコだったでしょ?
で、大ちゃんとともに我が家に帰宅。
電車ん中で、人には言えないこととか少し話してみた。
家に着いてからコウヘイの料理を食べつつ飲み直し。
オリンピックの女子バレーの試合をテレビを見ながら、木村沙織を二人で褒めちぎって夜は更けた。
コウヘイと大ちゃんが寝てから、一人夜の散歩へ。もうすぐ朝が来る。
東の空に冬の星座・オリオンが登っていてドン引き。
また冬が来てしまうのかい。
2008-08-08
2008-08-08(金)
結局、ちょっと早めのお盆休みはほとんど
音源作りの作業に消えてしまったわけで、
録音やらミックスやら、ジャケット作りやら。
「俺、アーティスティックな日常を過ごしてまっす!」
みたいなことが言いたい訳ではなくて、
こういうのは演奏者がすることではない、と言いたいのだ。
以前、「宅録を勉強しようと思う」 と何人かの業界の人に相談した時にも、
「その時間を曲作りに使ったほうがよい」 というようなことを大同小異、
みんなが言ったわけで、ほんとにそうだなと今思う。
この何日間かの作業時間を使って曲作りに精を出すか、
もしくはカワイコちゃんのお尻を追っかけ回すほうが、
きっと森峰秀介にとっては有益で重要だ。
きっとそうに違いない。そういうことにしといて下さい。
で、音源できました。
SOLE CAFE の通販限定CDです。
東京脱出ラストライヴで配布したCDに手を加えた3曲入り。
後日、試聴ページにもUPするんでよろぴく。
タイトルは 「眠りのep」 。
聴くシチュエーション、はじめっから限定するタイトルなのだ。
2008-08-06
2008-08-06(水)

朝5時くらい。
眠れなかったので、イアホンで音楽聴きながら散歩へ。
稲の葉っぱの先っちょに夜露の玉が付いていて、田んぼは
ずっと先の方までキラキラしてんだ。
こういう感動を最初に伝えたい、と思い浮かぶ人が
やっぱり本当に好きな人なんだろうな、と気付いたりして、
お前もいい加減にしろよ、と自身を嘆いてみた。
で、今朝の空気と骨身に一番効いたのは、
一十三十一の 「レイトショー」 という曲でした。
帰り道にウォーキングをしているオジサンから
「オハヨウゴザイマス!」 と元気に挨拶をされて、
なんとも温かい心地になって涙出そうだったのだ。
2008-08-05
2008-08-05(火)
アンコ関連の備品を買いに、ひっさびさに大阪・梅田へ出掛ける。
そうなることは分かっていたけれど、梅田の地下迷宮で本気で迷い、
30分粘ってみたけれど、結局タワーレコードに辿り着けず。
で、まだ何も出来てないのにクタクタになったんで喫茶店を探す。
関西は日本屈指の喫茶店の数だと聞いていたのだけど、
やっぱり最近は外資のチェーン店の影響で激減してるらしい。
あんなスイッチ押せば出てくるマズいコーヒーなんて、まっぴらなのだ。
本物の喫茶店ってのは、入ってきたお客さんの顔色とかを見て取って、
コーヒーの味やら温度やら、調節してたんだってさ。
そういうの、大事にしたいねぇ。
で、やっと見つけた喫茶店があまりにマズいコーヒーでふて腐れて、
すぐ隣にあった 「北」 という、なんともシンプルな名前の喫茶店へ。
めっちゃ気に入りましたよ、「北」。
店は小さいのに、なぜかカレンダーが7つ壁にかかっていて、
さらに、なぜか掛け時計が6つ壁にかかっていてミステリアス。
よっぽど日の巡りが気になるらしい。
そしてアイスカフェオレ頼んだら、今まで見たことのないデカさ。
びっくりドンキーのびっくりコーラよりデカイ!
そしてお値段控え目の350円!味はこの際気にしない!
で、マスターは何をしているかというと、雑誌の広告のエビフライの写真を何度も何度もケータイのカメラで撮ってる。
意味分からん。
みなさんも梅田へお越しの際は、喫茶店 「北」へどうぞ。
2008-08-03
2008-08-03(日)
昨日は金曜日のライヴの反省をもとにコウヘイとみっちり自宅練習。
二度とあんなライヴはしてはならないのだ。
で、夕方。
花火大会に出掛けるコウヘイを尻目に、暇人森峰は高校野球でも見るか、と
ボケーっとテレビ見てたら、クリームチーズオブサンの信太郎くんからメール。
「今日ヒマ~?四条で40~50人集まるビール祭」 と。
なにやら面白そうだな、と出掛けてみれば、ほんとに50人くらい。
知った顔は、共演したことのある吉田省念くん、キュートなSさん、そして信太郎くんのみ。
絶対来てるだろうと踏んでいた関西毒舌協会の盟友・奇妙礼太郎はおらず。
残念。
まわりの人に 「これは何かのグループなの?」 と聞いてみると、
みんな口を揃えて 「分からへん。」 とのこと。
なんと初対面同士の人々が50人集まってビール祭。
すんげぇ面白れぇな。というか、信太郎くんの人望、おそるべし。
で、初対面同士でワイワイ飲んで騒いで、隣にいた女の子が急性アルコール中毒で泡を吹いて、俺も勢いで救急車乗って病院へ。
知らない人の付き添いで救急車乗るってのも面白いもんだね。
で、徹夜明けで 「崖の上のポニョ」 をまた見て帰宅。
で、帰ってきてコウヘイと自宅練習。
こりゃしんどい。
2008-08-01
2008-08-01(金)
憧れの東京ローカル・ホンクさんとのライヴ。にもかかわらず、あまりに緊張し過ぎて前後不覚の状況に。
一曲目でいきなり前奏弾くのを忘れて歌いだしたり、ハナモゲラ語並みのひどい歌詞間違いをしたり、関西でライヴをし始めてからでは、ワーストなライヴを繰り広げてしもうた。
ほんとにその場で切腹したいと切に思った。
来てくれたお客さんにも、
「今日は普通じゃなかった。」
とお叱りの言葉を頂きました。本当に情けない。ごめんなさい。
打ち上げの場では、ホンクの皆さんからは慰められたり褒められたりで
本当に切ない。
けどもホンクさんのサインだけは忘れずにCDに書いて頂きました。
家宝です。